2014.12.01 (Mon)
『ひつじとどろぼう』レビュー
販売:Power9Games
作者:坂下裕一(ナイン)
2~4人向け、約30分
ひつじとどろぼう 公式ページ
重厚大型:☆☆☆☆★:遊び易い
幸運頼み:☆☆★☆☆:戦略判断
独立気楽:☆☆☆★☆:絡み合い
安価素朴:☆☆★☆☆:高級豪華
総評:
道を繋げるようにカードを配置する街道ゲーム要素+ドラフト。
ルール自体は非常にシンプルで分かり易く、初心者でもすぐ遊べる。
得点方法は3種類あり、羊を集める羊ルート、川を繋げる川ルート、道を町に繋げる道ルートがある。
一点特化でもいいし、組合せで伸ばしても良いが、
基本的に「川と道を狙いつつ状況に応じて動き方を変える」というスタイルが安定する。
羊はタイトルにあるように泥棒に取られてしまう可能性があるからだ。
泥棒は羊を奪う以外にも「泥棒のいるマスにはカードを置けない」という妨害要素になるが、
結局封鎖できるのは1マスだけなので、それほど強烈にはブロックしきれない。
プレイヤーが川と道狙いで動くと場に出る羊も閑散としやすく、ますます泥棒はつらい。
ゲームバランスには疑問点が残るが、強いカードはドラフトで奪い合いになるため、
最低限のバランスがそこで保たれている。
特定の強い戦法があるのは許せるが、タイトル詐欺になってしまっているのは頂けない。
あとゲームが終わった時に完全にはマスが埋まらないのは個人的には不満。美しくない。
ここがスゴイ:
・牧歌的な可愛らしい見た目で女性ウケ抜群
・直感的に理解できるシンプルなルール
・ドラフトによりプレイヤー間である程度バランスが取られる
ここがアカン:
・羊と泥棒が弱い。一番羊集めた人にはボーナス点などの措置があるべき
・ゲーム終了時に必ず空いてるマスが出来るのは「完成した」感に欠ける
作者:坂下裕一(ナイン)
2~4人向け、約30分
ひつじとどろぼう 公式ページ
重厚大型:☆☆☆☆★:遊び易い
幸運頼み:☆☆★☆☆:戦略判断
独立気楽:☆☆☆★☆:絡み合い
安価素朴:☆☆★☆☆:高級豪華
総評:
道を繋げるようにカードを配置する街道ゲーム要素+ドラフト。
ルール自体は非常にシンプルで分かり易く、初心者でもすぐ遊べる。
得点方法は3種類あり、羊を集める羊ルート、川を繋げる川ルート、道を町に繋げる道ルートがある。
一点特化でもいいし、組合せで伸ばしても良いが、
基本的に「川と道を狙いつつ状況に応じて動き方を変える」というスタイルが安定する。
羊はタイトルにあるように泥棒に取られてしまう可能性があるからだ。
泥棒は羊を奪う以外にも「泥棒のいるマスにはカードを置けない」という妨害要素になるが、
結局封鎖できるのは1マスだけなので、それほど強烈にはブロックしきれない。
プレイヤーが川と道狙いで動くと場に出る羊も閑散としやすく、ますます泥棒はつらい。
ゲームバランスには疑問点が残るが、強いカードはドラフトで奪い合いになるため、
最低限のバランスがそこで保たれている。
特定の強い戦法があるのは許せるが、タイトル詐欺になってしまっているのは頂けない。
あとゲームが終わった時に完全にはマスが埋まらないのは個人的には不満。美しくない。
ここがスゴイ:
・牧歌的な可愛らしい見た目で女性ウケ抜群
・直感的に理解できるシンプルなルール
・ドラフトによりプレイヤー間である程度バランスが取られる
ここがアカン:
・羊と泥棒が弱い。一番羊集めた人にはボーナス点などの措置があるべき
・ゲーム終了時に必ず空いてるマスが出来るのは「完成した」感に欠ける
2014.12.01 (Mon)
『パイレーツコード』レビュー
販売:かぼへる
作者:金子裕司
3~4人向け、約10分
パイレーツコード 公式ページ
重厚大型:☆☆☆☆★:遊び易い
幸運頼み:☆☆★☆☆:戦略判断
独立気楽:☆☆☆☆★:絡み合い
安価素朴:☆☆★☆☆:高級豪華
総評:
ゲームの概要を聞いた段階ではロストレガシーの二番煎じではないのか?と
あまり良い印象を持ってなかったのですが、
蓋を開けてみると実に上手くエッセンスが凝縮されており、感動しました。
基本は数当てゲームで、真ん中に伏せられている2枚の数字を最初に当てた人が勝ちです。
ゲームで使うカードに書かれてる数字は全て独立しているため、
どのプレイヤーも持っていない数字が即ち答えになります。
このためプレイヤーは互いの手札に対して聞き込み調査を行うのですが、
そこで、あえて自分の持ってる数字を聞いて、捜査を撹乱することも出来ます。
また、ゲーム中メモを取るのは禁止のため、得られたヒントは覚えておかなければなりません。
この情報量がちょうど覚えきれるか覚えきれないかの絶妙なラインで、
前述の撹乱と相まって、大海原に翻弄されている気分が堪能できます(テーマ通り!)。
さらに、カードセットを入れ替えて異なるバリエーションで遊べる拡張セットが
最初から同梱されており、長く楽しめるよう配慮されてる点も素晴らしい。
ここがスゴイ:
・記憶が怪しくなる絶妙な情報量で頭脳がフル回転
・ブラフを混ぜてみんなの思考をかき乱せる
・他のプレイヤーが数字を宣言して失敗した時は一転してチャンスに
ここがアカン:
・千里眼が割りとチート級
・逆に拡張の仮面/大盾は不便すぎる
・何回か遊んでると手札が事故る時がある(手札が全部同じカード)
その状況でも戦えなくはないが、あまり楽しくはない
作者:金子裕司
3~4人向け、約10分
パイレーツコード 公式ページ
重厚大型:☆☆☆☆★:遊び易い
幸運頼み:☆☆★☆☆:戦略判断
独立気楽:☆☆☆☆★:絡み合い
安価素朴:☆☆★☆☆:高級豪華
総評:
ゲームの概要を聞いた段階ではロストレガシーの二番煎じではないのか?と
あまり良い印象を持ってなかったのですが、
蓋を開けてみると実に上手くエッセンスが凝縮されており、感動しました。
基本は数当てゲームで、真ん中に伏せられている2枚の数字を最初に当てた人が勝ちです。
ゲームで使うカードに書かれてる数字は全て独立しているため、
どのプレイヤーも持っていない数字が即ち答えになります。
このためプレイヤーは互いの手札に対して聞き込み調査を行うのですが、
そこで、あえて自分の持ってる数字を聞いて、捜査を撹乱することも出来ます。
また、ゲーム中メモを取るのは禁止のため、得られたヒントは覚えておかなければなりません。
この情報量がちょうど覚えきれるか覚えきれないかの絶妙なラインで、
前述の撹乱と相まって、大海原に翻弄されている気分が堪能できます(テーマ通り!)。
さらに、カードセットを入れ替えて異なるバリエーションで遊べる拡張セットが
最初から同梱されており、長く楽しめるよう配慮されてる点も素晴らしい。
ここがスゴイ:
・記憶が怪しくなる絶妙な情報量で頭脳がフル回転
・ブラフを混ぜてみんなの思考をかき乱せる
・他のプレイヤーが数字を宣言して失敗した時は一転してチャンスに
ここがアカン:
・千里眼が割りとチート級
・逆に拡張の仮面/大盾は不便すぎる
・何回か遊んでると手札が事故る時がある(手札が全部同じカード)
その状況でも戦えなくはないが、あまり楽しくはない
2014.12.01 (Mon)
『夢の森と僕のくまさん(ええやつ版)』レビュー
販売:シンガリハット
作者:せいちょ
3~6人向け、約20分
「夢の森と僕のくまさん」ええやつ版(公式)
重厚大型:☆☆☆☆★:遊び易い
幸運頼み:★☆☆☆☆:戦略判断
独立気楽:☆★☆☆☆:絡み合い
安価素朴:☆★☆☆☆:高級豪華
総評:
ダイスを使ったスゴロク。
いち早く上がりを目指すのではなく、途中のラウンドではアイテムを集めて自分のくまさんを強化し、
最終ラウンドで誰よりも奥まで進むと勝利出来る。
ユニークなのは出目の分単純に前に進むのではなく、「出目の合算値のマスに行く」という所。
前ラウンド以上進まないと強化できないため、前にあまり奥まで行ってると次のラウンドが怖い。
また、1つのマスには1人のくまさんしか入れないため、同じマスに後から入る場合は
押し出しもしくは押し戻しが発生する。しかも場合によっては連鎖するのがダイナミックで楽しい。
強化アイテム(心の欠片)は集めた数に応じて得られる効果が強化されるため、
どの色をいくつ集めるか考える余地がある。
とはいえ、基本的にはダイスを1度振ったらそのマスに行くしか無いので、
計画的に育成するのは至難の業と言える。
ここがスゴイ:
・めちゃかわいらしいくまさん
・何も考えずにダイスを振ればいいので頭が疲れてる時にはちょうどいい
・安く仕上げるための工夫が随所に見られ、作る側からすると良い手本になる
ここがアカン:
・選択が介在する機会が少ない。出目を任意操作する余地がもう少し欲しい
作者:せいちょ
3~6人向け、約20分
「夢の森と僕のくまさん」ええやつ版(公式)
重厚大型:☆☆☆☆★:遊び易い
幸運頼み:★☆☆☆☆:戦略判断
独立気楽:☆★☆☆☆:絡み合い
安価素朴:☆★☆☆☆:高級豪華
総評:
ダイスを使ったスゴロク。
いち早く上がりを目指すのではなく、途中のラウンドではアイテムを集めて自分のくまさんを強化し、
最終ラウンドで誰よりも奥まで進むと勝利出来る。
ユニークなのは出目の分単純に前に進むのではなく、「出目の合算値のマスに行く」という所。
前ラウンド以上進まないと強化できないため、前にあまり奥まで行ってると次のラウンドが怖い。
また、1つのマスには1人のくまさんしか入れないため、同じマスに後から入る場合は
押し出しもしくは押し戻しが発生する。しかも場合によっては連鎖するのがダイナミックで楽しい。
強化アイテム(心の欠片)は集めた数に応じて得られる効果が強化されるため、
どの色をいくつ集めるか考える余地がある。
とはいえ、基本的にはダイスを1度振ったらそのマスに行くしか無いので、
計画的に育成するのは至難の業と言える。
ここがスゴイ:
・めちゃかわいらしいくまさん
・何も考えずにダイスを振ればいいので頭が疲れてる時にはちょうどいい
・安く仕上げるための工夫が随所に見られ、作る側からすると良い手本になる
ここがアカン:
・選択が介在する機会が少ない。出目を任意操作する余地がもう少し欲しい
2014.12.01 (Mon)
『GLOBETROTTER:世界を巡る旅行者』レビュー
販売:ジョイゲームズ&バネスト
作者:Silvano Sorrentino
2~5人向け、約30分
グローブトロッター プロジェクトページ
重厚大型:☆☆☆★☆:遊び易い
幸運頼み:☆☆★☆☆:戦略判断
独立気楽:☆☆★☆☆:絡み合い
安価素朴:☆☆★☆☆:高級豪華
総評:
円環状に並べた地域を回りながらゴールを目指すレースゲーム。
歩を進めるためのカードの出し方はウノ的(色か乗り物が同じなら出せる)で分かり易い。
1枚ずつのプレイではなく、制約さえ満たしていれば好きな枚数まとめて出す事も可能です。
ただし、出した枚数は前進と関係がなく、
最後に出したカードが次の目標地域と色か乗り物が同じなら1歩前に進めます。
もしくは手札をちょうど出しきった場合、次の地域と無関係に2歩進んで手札5枚補充。
もし、上記2つの条件を両方満たした場合、3歩進んで手札5枚補充、となります。
また、出し方の制約を一時的に無視できる「合鍵」というアイテムがあり、
同じ色を3枚連続で出す、あるいは同じ乗り物を3枚連続で出すともらえます。
他には、手札出しきり策を補助してくれる「駐車場」というルールがあり、
いらない手札を捨てる事も出来ますし、他の人が捨てたカードをそこから拾う事も出来ます。
先の目標地域は全て公開されているので、ある程度先の計画を考えながら手札を調整出来ますし、
合鍵や駐車場のルールも駆使すれば爽快なコンボを決めることも可能です。
ここまでルールだけ聞いてると色々出来そうですごく面白そうに聞こえるのですが、
実際に遊んでみるとだいぶ辛いゲームです。
先を考えて手札を調整する余地があるとは言っても、やはり引き次第で詰まってしまう場面があり、
下手をすると何手番も延々パスをし続ける苦しい状況が起こりえます。
しかもこのゲーム、ゴールした人からの距離差が得点になるため、
遅れれば遅れるほど先行組に得点を献上する事になります。これが最高に楽しくない。
後ろが遅れてくれると前の人は助かるため、後ろの詰まりを解消するようなカードは
誰も駐車場に置かなくなります。そうすると駐車場システムが機能不全を起こします。
また、ゲームの特性上カードが固まりやすく、山をよく切らないと層が出来てしまいます。
ゲームの後半ともなると「層を引き当てた奴が勝つ」という度し難い展開があったり。
標準ルールではプレイ人数分ラウンドを繰り返して決着するように書かれていますが、
4人5人ともなると長引いて確実にダレますし、事故も起きやすくなります。
すっきり美味しくいただくには、人数によらず2ラウンド行うショートルールがお勧めです。
世界を巡る旅行というきらびやかなテーマなのに、中身はとてもギスギスしてます。
ここがスゴイ:
・先の展開を見越してコンボが組み立てられると超爽快
・カードを捨てられる駐車場ルールにより手札調整の余地が広い
ここがアカン:
・得点ルールの絡みで駐車場ルールが死にやすい
・駐車場が死ぬと合鍵ルールも死にやすい(というか弱者救済がゲーム中ほぼ無い)
・極端な点差が開く場合があり、一切勝ち目のない最終ラウンド現象が起こり得る
・楽しい時と楽しくない時が極端
作者:Silvano Sorrentino
2~5人向け、約30分
グローブトロッター プロジェクトページ
重厚大型:☆☆☆★☆:遊び易い
幸運頼み:☆☆★☆☆:戦略判断
独立気楽:☆☆★☆☆:絡み合い
安価素朴:☆☆★☆☆:高級豪華
総評:
円環状に並べた地域を回りながらゴールを目指すレースゲーム。
歩を進めるためのカードの出し方はウノ的(色か乗り物が同じなら出せる)で分かり易い。
1枚ずつのプレイではなく、制約さえ満たしていれば好きな枚数まとめて出す事も可能です。
ただし、出した枚数は前進と関係がなく、
最後に出したカードが次の目標地域と色か乗り物が同じなら1歩前に進めます。
もしくは手札をちょうど出しきった場合、次の地域と無関係に2歩進んで手札5枚補充。
もし、上記2つの条件を両方満たした場合、3歩進んで手札5枚補充、となります。
また、出し方の制約を一時的に無視できる「合鍵」というアイテムがあり、
同じ色を3枚連続で出す、あるいは同じ乗り物を3枚連続で出すともらえます。
他には、手札出しきり策を補助してくれる「駐車場」というルールがあり、
いらない手札を捨てる事も出来ますし、他の人が捨てたカードをそこから拾う事も出来ます。
先の目標地域は全て公開されているので、ある程度先の計画を考えながら手札を調整出来ますし、
合鍵や駐車場のルールも駆使すれば爽快なコンボを決めることも可能です。
ここまでルールだけ聞いてると色々出来そうですごく面白そうに聞こえるのですが、
実際に遊んでみるとだいぶ辛いゲームです。
先を考えて手札を調整する余地があるとは言っても、やはり引き次第で詰まってしまう場面があり、
下手をすると何手番も延々パスをし続ける苦しい状況が起こりえます。
しかもこのゲーム、ゴールした人からの距離差が得点になるため、
遅れれば遅れるほど先行組に得点を献上する事になります。これが最高に楽しくない。
後ろが遅れてくれると前の人は助かるため、後ろの詰まりを解消するようなカードは
誰も駐車場に置かなくなります。そうすると駐車場システムが機能不全を起こします。
また、ゲームの特性上カードが固まりやすく、山をよく切らないと層が出来てしまいます。
ゲームの後半ともなると「層を引き当てた奴が勝つ」という度し難い展開があったり。
標準ルールではプレイ人数分ラウンドを繰り返して決着するように書かれていますが、
4人5人ともなると長引いて確実にダレますし、事故も起きやすくなります。
すっきり美味しくいただくには、人数によらず2ラウンド行うショートルールがお勧めです。
世界を巡る旅行というきらびやかなテーマなのに、中身はとてもギスギスしてます。
ここがスゴイ:
・先の展開を見越してコンボが組み立てられると超爽快
・カードを捨てられる駐車場ルールにより手札調整の余地が広い
ここがアカン:
・得点ルールの絡みで駐車場ルールが死にやすい
・駐車場が死ぬと合鍵ルールも死にやすい(というか弱者救済がゲーム中ほぼ無い)
・極端な点差が開く場合があり、一切勝ち目のない最終ラウンド現象が起こり得る
・楽しい時と楽しくない時が極端
2014.12.01 (Mon)
『コンセプト』レビュー
販売:Repos Production
作者:アラン・リボレ & ゲートン・ブジェノー
4~12人向け、約40分
すごろくやゲーム紹介:コンセプト
重厚大型:☆☆☆★☆:遊び易い
幸運頼み:☆☆★☆☆:戦略判断
独立気楽:☆☆☆☆★:絡み合い
安価素朴:☆☆☆★☆:高級豪華
総評:
出題者がお題のヒントを出し、見事正解者が出れば出題者と解答者双方に点が入るゲーム。
ヒントの出し方は、盤上のアイコンにチップを置いていくことで連想させるようになっている。
アイコンを選ぶだけと言うと簡単に聞こえるが、アイコンは色・形状・特性など含め101個もあるので
慣れない内は把握しきれなくてあっぷあっぷしてしまうかも。
このゲームの画期的なところは出題者が2人1組なところだろう。
コール&レスポンスゲームにありがちな「どう返していいか分からず詰まってしまう」が起きにくい。
これがさらに3人なら良いかといえば、相談から1人あぶれてしまうケースもあり得るためNG。
2人1組は詰まりを解消しつつ、快適なコミュニケーションを生み出す絶妙なアイデアだ。
ここがスゴイ:
・2人1組の出題者により、進行がスムーズかつ楽しく進む
・回答はターン制ではなくリアルタイム制なので会話が活発に飛び交う
・得点はあるが、正直途中から勝ち負けはどうでも良くなってくる
ここがアカン:
・初プレイではアイコンの多さが苦しい。アイコンの少ないEASY盤面が裏にあれば…
・元々が海外製なのでお題の中には日本人には馴染みのないものもある
作者:アラン・リボレ & ゲートン・ブジェノー
4~12人向け、約40分
すごろくやゲーム紹介:コンセプト
重厚大型:☆☆☆★☆:遊び易い
幸運頼み:☆☆★☆☆:戦略判断
独立気楽:☆☆☆☆★:絡み合い
安価素朴:☆☆☆★☆:高級豪華
総評:
出題者がお題のヒントを出し、見事正解者が出れば出題者と解答者双方に点が入るゲーム。
ヒントの出し方は、盤上のアイコンにチップを置いていくことで連想させるようになっている。
アイコンを選ぶだけと言うと簡単に聞こえるが、アイコンは色・形状・特性など含め101個もあるので
慣れない内は把握しきれなくてあっぷあっぷしてしまうかも。
このゲームの画期的なところは出題者が2人1組なところだろう。
コール&レスポンスゲームにありがちな「どう返していいか分からず詰まってしまう」が起きにくい。
これがさらに3人なら良いかといえば、相談から1人あぶれてしまうケースもあり得るためNG。
2人1組は詰まりを解消しつつ、快適なコミュニケーションを生み出す絶妙なアイデアだ。
ここがスゴイ:
・2人1組の出題者により、進行がスムーズかつ楽しく進む
・回答はターン制ではなくリアルタイム制なので会話が活発に飛び交う
・得点はあるが、正直途中から勝ち負けはどうでも良くなってくる
ここがアカン:
・初プレイではアイコンの多さが苦しい。アイコンの少ないEASY盤面が裏にあれば…
・元々が海外製なのでお題の中には日本人には馴染みのないものもある
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