2015.10.22 (Thu)
2015秋新作「タロットストーリア」のご紹介
新鋭サークル『ぐうのね』との感動的コラボレーション!



タイトル:タロットストーリア (BGG:Tarot Storia)
ジャンル:ソリティア
要点 :1~2人向け、10分、8歳以上向け
内容物 :ゲームカード22枚、スコアカード2枚、説明書
頒布時期:2015/11/22 ゲームマーケット秋以降を予定
頒布価格:1500円予定
イラスト:ことり寧子(ぐうのね)
※英語ルールあり(English rule is included.)
説明書PDFはぐうのねさんのサイトからダウンロード可能です
◆ご予約に関して◆
予約方法はトップページをご確認ください。(ゲームマーケットのみ対応致します)
◆イベント以外での購入方法に関して◆
ショップ委託の詳細はこちらをご確認ください。
《ストーリー》
「わしを満足させる話が出来た者には褒美を取らせる」
変わり者の王様は国中にお触れを出しました。
あなたはそれを聞きつけた名うての吟遊詩人。
古今東西のお伽話を巧みに織り交ぜ、王様を魅了しましょう。
《概要》
2枚の手札の内どちらかを出す、の繰り返しが基本的な流れになります。
カードを全て出しきった時ゲームが終わり、採点に移ります。
番号の低いカードを出来るだけ始まり(左側)に、番号の大きいカードは結末(右側)に配置しましょう。
また、同じ色のカードをつなげるほど王様は関心を示します。
1周目が終わると王様からアンコールが入り、2周目を終えると最終スコアが出ます。
《カードの見方》

②カードの番号および色です。
③色のシンボルです。色は赤、青、黄、黒の4色あります。
赤は炎、青は鳥、黄は花、黒は仮面がシンボルになっています。
④カードの日本語名および、カードの色に該当する番号の一覧です。
(画像をクリックで拡大)
《カードの配置方法》

・隣の列のカードとは縦に半分ずらして置きます。
・1つの列に置けるカードの枚数は4枚が上限です。
・横方向は何列になっても構いません。
・既に出ているカードと接する位置にのみカードを出すことが出来ます。
(※カードがまだ出ていない時はこの条件を無視します)
例えば左図のようにカードが置かれている場合、新たにカードが置ける位置は、
点線で表した8箇所となります。
《ゲーム手順(1人モード)》
ゲームカードを裏向きでよく混ぜ、山札を作ります。初期手札として山札から1枚引いてください。
その後、以下①~②の手順を、手札を出しきるまで繰り返します。
①山札からカードを1枚引く。(※山札が尽きている場合は引けない)
②下記2つの内どちらかを行う。
・配置:手札からカードを1枚選び、任意の位置に出す。
・交換:既に配置されているカード1枚と手札1枚を入れ替える。
(※山札が尽きている場合は交換できない)
もし、交換を行った場合は、次の手順②では通常の代わりに配置を2回行う。
手札を全て出しきった時に繰り返し手順が終了し、採点に移ります(採点方法は後述)。
スコアカードで得点を記録してください。
ここで0点以下の場合はゲームオーバーです。1点以上ならアンコールが入ります。
配置したカードの中から任意の1つの列を残し、それ以外を回収します(下図参照)。
回収したカードをよく混ぜ、新たな山札とします。そして、同様のゲームをもう1度行います。

残した1つの列は次のゲーム開始時点で、既に配置されているカードとなります。
もし、残した列に裏向きのカードがある場合、ゲームから除外します。
(除外したカードはいつでも確認可能です)
除外したことで隙間が出来る場合は間を詰めてください。
こうして、ゲームを計2周した後の最終的な得点が最終スコアとなります。
《採点方法》
①1列目(一番左の列)から最終列手前まで順番に、各カードを基点として、
隣接している右のカードに基点より小さな番号があれば、基点のカードを裏向きにします。

②1列目の各カードから、隣接している右列のカードへ進み、
最終列のカードまで辿り着くことが出来る道のりをルートとします。
裏向きのカードはルートに出来ません。ルートに出来なかったカードを全て裏向きにします。

③以下の合計が得点になります。
・各色ごとに、連続で接している箇所のうち最大枚数×1点
・裏向きのカード1枚につき-1点
・1つの列のうち空いてる隙間1つにつき-1点

・赤連続4枚=4
・青連続3枚=3
・黄連続2枚=2
・黒連続2枚=2
・裏向き5枚=-5
・隙間1ケ=-1
で計5点となります。
【最終スコア目安】
10点未満:出なおしてまいれ
10~19点:…もう終わりなのか?
20~29点:まだ本気では無いのだろう?
30~39点:なかなかやるではないか
40点以上:お主こそ国一番の語り部じゃ!
《ゲーム手順(2人モード:デュエット)》
1人モードと基本的な流れは同じです。2人で協力して1つの場にカードを配置していき、
高得点を目指します。
各自1枚ずつ初期手札を山札から引きます。
適当な方法で先手・後手を決め、①~②の手順を交互に行います。
2人とも手札を出しきった時に繰り返し手順を終えます。
カードの交換を行った場合、次に配置を2回行うのは、交換を行ったプレイヤーになります。
2人モードの時は、1つの列に置けるカードの上限枚数が3枚になります。
※2人モードの相談ルール
・相手に手札を見せたり、内容を教えてはいけません。
・何のカードを出すかは各自の判断で決めてください。
但し、出すカードを決めた後、それを見せた上でどこに置くかは改めて相談しても構いません。
一度見せてしまったカードはもう変更できません。
2人モードのスコアは、2人の相性を暗示します。
【最終スコア目安】
5点未満:完全に他人
5~14点:挨拶する程度の知り合い
15~24点:一緒に遊ぶ友達
25~34点:将来の夢を語り合う仲
35点以上:前世から続く運命の相手
《備考》
・出来上がったルートを見て物語を想像するのも良いでしょう。
・通常のタロットカードとして扱って、占いを行うことも出来ます。
・カードサイズはTCGサイズ(63×89mm)です。
2015.10.13 (Tue)
セルフリメイク『モリヤウォーズ』のご紹介
モリヤは滅びぬ、何度でもよみがえるさ!


タイトル :モリヤウォーズ (BGG:Moriya Wars)
原作 :上海アリス幻樂団「東方Project」
ジャンル :正体隠匿陣取りゲーム
要点 :3~5人向け(推奨4人)、10分、10歳以上向け
内容物 :カード10枚、ダイス6個、プラチップ18枚、アクリルチップ10枚、説明書
頒布時期 :2015/11/1 東方紅楼夢以降を予定
頒布価格 :1500円予定
イラスト :あまからするめ
※前作、『もりやトリック』のリメイク版となります。ゲーム内容も大体同じです。
◆イベント以外での購入方法に関して◆
ショップ委託の詳細はこちらをご確認ください。
《ストーリー》
「人間の人間による人間のための幻想郷を!」
常識に囚われない守矢神社の現人神は、前後の文脈にも囚われない。
このクレイジーな呼び掛けに応じて幻想郷各地で人間達が一斉蜂起。
そこで騒ぎを治めるべく四人のカリスマが立ち上がった。
かくして人間と妖怪の乱痴気騒ぎは混沌の渦へと突入する――
まぁ、大体いつも通りの幻想郷なのであった。
《ゲーム概要》
最初に自分の正体となるカードが1人1枚、秘密裏に配られます。
それぞれ異なる勝利条件が設定されているので、それを目指して動くのが基本になります。
しかし、何を狙っているのかバレてしまうと妨害もされやすくなってしまうため、
上手く正体を隠しつつ、自分が有利になるよう立ち回りましょう。
正体を交換する手段も存在するため、狙いをはぐらかすのはとても重要です。
正体隠匿を謳っていますが、「ダイスの出目の中から行動を選ぶ」という制約が入っているため、
ウソをつくのが苦手な方でも気軽に遊ぶことが出来ます。
そう、あなたはウソをつく必要がない。ダイスのせいにして良いんです!
《ゲームの流れ》
◆準備
1.地域カードを全て表向きで並べてください。これが場となります。

2.正体カードを1枚ずつ各プレイヤーへ裏向きで配ります。余ったカードは裏向きに伏せておきます。
各プレイヤーはいつでも自分の正体を確認出来ます。正体カードには各自の勝利条件が書かれています。


3.各チップをより分けて山を作ってください。お金チップは俵状に積むとテンションが上がります。
4.ジャンケンでスタートプレイヤーを決めます。
◆プレイ手順
①手番プレイヤーはダイス6個をまとめて振ってください。
②出た目の内、同じ出目はまとめてください。
③出目の種類の中から1種類を選んで、そのダイス数とちょうど同じ分だけ対応する行動を実行します
(例:1,1,3,4,5,6が出たので、1の行動を2つ分行う)。
・2~5の出目なら対応する地域に、人間または妖怪チップを置きます。
同時に複数枚置く場合でも、一度に置けるチップは人間か妖怪のどちらかだけです。
(例:2,2,3,4,5,5,が出たとして、2の博麗神社にチップを置く場合、人間を2枚置くか、
妖怪を2枚置くか、のどちらかのみ)。
各地域には置けるチップの総数に上限があります(地域カード下部に表記)。
・1の出目はお金チップ(※後述)を手に入れます。
・6の出目は他のプレイヤー1人からお金チップを奪います。
④行動が終われば、左隣のプレイヤーに手番が移ります。
※お金チップに関して
お金は自分の手番中に1つ使うことで、いつでも追加アクションを1つ行うことが出来ます。
以下2種類の効果から好きな方を選んでください。
A. 立退:場の人間or妖怪チップ1枚を山に戻す。
B. 賄賂:ダイスの出目を任意に取り分けて振り直す。全部振り直しも可。
(例:1,3,3,4,4,5が出た。3に勢力を集中させたいので3,3を残して、あとのダイス4つを振り直す)。
1回の手番中に、お金の使用回数制限はありません。
使ったお金は箱に戻してください。ゲームから除外された扱いとなります。
※特殊行動:運命の転換
出目の内訳でフォーカード(同じ出目が4つ以上)が成立した場合、本来の行動の代わりに
他のプレイヤー(または使われていない余りの正体カードがあればそれも可)と
正体カードを交換することを選んでも良いです。
交換した場合は、一時的にダイスを3つに減らし、もう一度自分の手番を行います。
(その後は通常通りダイス6個に戻る)
条件的には同じ出目が5つ、6つでも発動可能です。
※その他特記事項
・数量的に過不足の出る行動を選ぶことは出来ません。例えばお金チップが1枚しか残っていないのに
2枚取る行動や、上限枚数を超えて各地域にチップを置く行動は選べません。
・行える出目の行動があれば、仮にプレイヤーがその行動を望まなくても選ばなくてはなりません。
・選べる行動のいずれも実行不能である場合、強制的にパスとなります。
但し、お金を使って修正を試みることは可能です。
・ゲーム中、自分の正体を話しても構いませんが、もちろん本当のことを言う必要もありません。
◆ゲームの終了
人間・妖怪・お金、いずれかのチップが無くなった時点でゲームはただちに終了します。
各プレイヤーは正体カードを公開し、勝利条件を満たしたか確認します。
見事条件を満たした人がいればこのゲームの勝者です。
複数人が勝利条件を満たしていても、割り当てられている数字の小さい人が優先されます。
誰も勝利しなかった場合は逆に数字の大きい人が勝利します。
※勝利条件補足
①現人神:各地域でよりチップの多い勢力を勝ちと数えます。
例えば、白白、白白黒黒、白白白黒黒、黒黒黒黒黒でゲームが終われば、
人間勝ち、引き分け、人間勝ち、妖怪勝ちで人間勢力の勝ち越しです。
⑤半人半霊:唯一、勝利条件を満たした瞬間ゲームに勝利出来ます。
条件を満たした時点で正体を公開し、勝利を宣言してください。
もし早合点だった場合は脱落となり、他の人達でゲームを続けます。
3つの地域が上限かつ引き分けとは、例えば博麗神社で白黒、白玉楼で白白黒黒、
守矢神社で白白白黒黒黒といった状態です。
《お借りした画像素材》
Bg-patterns http://bg-patterns.com/