2018.01.09 (Tue)
『語彙大富豪』レビュー
販売:無料公開(紙ペンゲームです)
作者:U
3~6人向け、約10分
語彙大富豪 公式紹介
重厚大型:☆☆☆☆★:遊び易い
幸運頼み:☆☆★☆☆:戦略判断
独立気楽:☆☆☆☆★:絡み合い
安価素朴:★☆☆☆☆:高級豪華
総評:
「前の言葉(概念)に勝てる言葉(概念)を出していく」という突拍子もないゲーム。
一応手札を出し切れば勝ちだが、勝ち負けを抜きにして
毎回意味不明なバトルが巻き起こるため笑ってしまう。(5000兆円vsストロングゼロ、など)
ゲームの楽しさの核としては、そういったカオスさと、そこへ各自の見解を述べる議論部分だろう。
そういう意味では非常にコンパクトにまとめられた議論生成装置、ないし
ストーリーテリング装置と言える。バトルの行方を考えるだけの単純明快さが良い。
毎回紙とペンを用意する手間はあるものの、それ故に自由度は無限大で、
常に流行の最新概念を取り込んで遊ぶことが出来るためいくらでも遊べる。
また、元々の大富豪にあった革命ルールを上手く活かしており、
例えばこういった自由発表ゲームでネタ被りは本来しらけてしまうシーンだが、
このゲームでは革命が起きるため逆に盛り上がる。
あえて他の人が書きそうな内容を紙に書いて、革命を狙いに行くというのも手だ。
(自由度高すぎるから狙って被せるのも不可能に近いけど)
ここがスゴイ:
・極小の議論白熱装置
・ネタ被りを逆にイベント化する天才的発想
ここがアカン:
・かなり身内向けの遊び。初対面同士だと互いの知識ゾーンが分からず盛り上がりにくい
・最初のスタートプレイヤーが明らか有利(無条件で手札1枚減らせるので)
作者:U
3~6人向け、約10分
語彙大富豪 公式紹介
重厚大型:☆☆☆☆★:遊び易い
幸運頼み:☆☆★☆☆:戦略判断
独立気楽:☆☆☆☆★:絡み合い
安価素朴:★☆☆☆☆:高級豪華
総評:
「前の言葉(概念)に勝てる言葉(概念)を出していく」という突拍子もないゲーム。
一応手札を出し切れば勝ちだが、勝ち負けを抜きにして
毎回意味不明なバトルが巻き起こるため笑ってしまう。(5000兆円vsストロングゼロ、など)
ゲームの楽しさの核としては、そういったカオスさと、そこへ各自の見解を述べる議論部分だろう。
そういう意味では非常にコンパクトにまとめられた議論生成装置、ないし
ストーリーテリング装置と言える。バトルの行方を考えるだけの単純明快さが良い。
毎回紙とペンを用意する手間はあるものの、それ故に自由度は無限大で、
常に流行の最新概念を取り込んで遊ぶことが出来るためいくらでも遊べる。
また、元々の大富豪にあった革命ルールを上手く活かしており、
例えばこういった自由発表ゲームでネタ被りは本来しらけてしまうシーンだが、
このゲームでは革命が起きるため逆に盛り上がる。
あえて他の人が書きそうな内容を紙に書いて、革命を狙いに行くというのも手だ。
(自由度高すぎるから狙って被せるのも不可能に近いけど)
ここがスゴイ:
・極小の議論白熱装置
・ネタ被りを逆にイベント化する天才的発想
ここがアカン:
・かなり身内向けの遊び。初対面同士だと互いの知識ゾーンが分からず盛り上がりにくい
・最初のスタートプレイヤーが明らか有利(無条件で手札1枚減らせるので)
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