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2014.03.13 (Thu)

ゲーム2.0感想文

ゲムマ大阪の折、
トイレ休憩のついでにTL上でお勧めされていた月刊スパ帝国Vol.21「ゲーム2.0」を購入しました。
ものは試しのつもりでしたが、ゲームをジャンルではなく民族で分けるという切り口が
私にとっては目から鱗で、いたく感銘を受けたので思うところを記します。

まずこの本は2つの大きな主張から成ります。
ゲーム民族による分類」と「人は将来のためにゲームをする」という説。

私はそのどちらもこれまでに聞いたことがありませんでした。
しかし、すぐにそれらが適切な考えであると理解出来ました。
なぜなら長年ハッキリとした答えが分からなかった事に全て答えてくれたからです。

「なぜ大人になると(一般的には)ゲームを卒業するのか」
「なぜゲーム性のないソーシャルゲームにハマる人がいるのか」
「なぜ無駄に桁の多い数字が出てくるゲームが子供ウケするのか」
「なぜあれほど子供の頃は遊び倒したRPGジャンルが今では苦痛なのか」
「なぜ延々精密な動作を反復するゲーム(音ゲー)に一定の人気があるのか」
「なぜゲームにリアル性を求める声が出るのか(そしてその通りに作るとコケるのか)」

これらの答えが気になる方はぜひ本をお買い求めください(モロマ
ついでなので、個人的に疑問が解けて嬉しかった事例をひとつ紹介します。

私に二度とやりたくないとまで言わしめる『いかさまゴキブリ』というゲームがあるのですが、
クソゲーとか以前に、私はこれを「ゲームではない」と感じていました。
しかし、ではなぜゲームではないと思うのか、が上手く説明できませんでした。
単に自分が勝てないから文句を言ってるだけでは?と言われれば押し黙るしかありません。
実際、既存のゲーム理論でよく使われるカイヨワの四要素「競争・偶然・模倣・眩惑」から言えば
競争と眩惑(非日常)を満たしているのです。私は単に好き嫌いを語ってるのでしょうか?

ゲーム2.0はここに適切に答えてくれました。
このゲームの最大の肝は「監視者の目を盗んで手札を捨てる」部分です。
悪さがバレないように工夫を凝らすことは頭を使いますし、ハラハラもします。
しかし、「将来のためにゲームをする」という説に照らし合わせれば、
『いかさまゴキブリ』が得意になっても何のキャリアにも繋がらない
だから私はこれを「ゲームではない」と感じたのです。

もちろん将来スパイを目指す方や、不倫に憧れる方には良いキャリアになるでしょう。
また、やり口を学ぶことで自分がカモにされる事を防げるかもしれません。効能はゼロじゃない!
(それにしたって随分乱暴な学習指導要領だなと文句はつけますが。)

「適切な切り口を身に付ければ、適切にアイデアを修正することが出来る」
上手く言葉にできなくて、モヤモヤを抱えつつも素通りしてしまう事は日々多いのですが、
捌き方を教えてくれる書物はホントためになるなぁ、と思いますね。勉強大事( ´ω`)
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