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2014.10.15 (Wed)

『アブルクセン』レビュー

販売:Ravensburger
作者:Michael Kiesling & Wolfgang Kramer
2~5人向け、約20分
ゲームフィールド アブルクセン紹介

重厚大型:☆☆☆★☆:遊び易い
幸運頼み:☆☆☆★☆:戦略判断
独立気楽:☆☆☆☆★:絡み合い
安価素朴:☆☆★☆☆:高級豪華

総評:
手札から強いカードを自分の前に出して壁を構築していくゲーム。
カードの数字が大きいほど強く、同じカードをまとめて出すとさらに強い、
という流れは大富豪を彷彿とさせるが、単純に大富豪と同じ戦法では勝てない。
このゲームでは、他者から攻撃を受けると場に公開されてるカードを取れる機会がある。
場に強いカードがあれば、あえて攻撃を誘って手札を強化するのも戦略となっており、
本来は弱いカードが、状況次第では心理的な壁として機能するシステムの妙が素晴らしい。
一方、カード場に出す→攻撃成立か否か→攻撃してれば相手のカードいるか→
いらないなら相手はそれいるか→いらないならカードどれ引くか、と一連の流れが複雑で、
初めて遊ぶ時はまずルールが理解できない。
割りと初見殺しのあるゲームで、一度大差がつくと逆転は困難なデザインなのだが、
数回ゲームを行ってトータル得点で勝者を決めるルールになっており、
しばしば初心者は、初回で大量失点を抱え、勝ち目のないまま終わりまで付き合わされる
というダークサイドに陥りやすい。
この辺りは、初プレイ者がいれば1回目はお試しプレイで流して、感覚を掴んでから本番、
といった段取りがあった方が全員気持よくプレイ出来るだろう。
また、公称では「手札を早くなくして上がるのが高得点とは限りません」となっているが、
基本的に早く上がった方が強い(余った手札はマイナス点になるため)。騙されてはいけない。

ここがスゴイ:
・カードだけで心理的な駆け引きとハンドマネジメントを成立させている点は見事
・公開されてるカードから引くか、山札から引いて博打を打つか、の選択が楽しい

ここがアカン:
・Xのカードが単純に強すぎて妙な引き運要素がある。せめてXは場に出しても0点扱いで良かった気が
・スコア記録はメモるなり、チップを自分で用意するなりする必要がある
・各自に初期手札13枚を配るのが若干めんどう
・5人戦は互いに動きを束縛し、ストレスが溜まるので全くおすすめしない
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