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2016.12.24 (Sat)

『リカーーーリング』レビュー

販売:賽苑
作者:?
3~5人向け、約30分
リカーーーリング公式

重厚大型:☆☆☆☆★:遊び易い
幸運頼み:☆☆☆☆★:戦略判断
独立気楽:☆☆☆☆★:絡み合い
安価素朴:☆☆★☆☆:高級豪華

総評:
より強い役を出していき、誰も出せなくなったら場を流して、という大富豪ライクなゲーム。
大富豪と違って階段役はなく、最初に出た役で出せる役が縛られたりはしない。
また、同一カード枚数が多ければ多いほど、数字に依らず強い。
(8のペアより、9のトリオが強い。同枚数なら数字の強さは1が最強>…>9>Rの順)

しばしば「アブルクセン系」と例えられるが、個人的には全然違うゲームに感じられる。
従来のゴーアウト(大富豪系)と一線を画す部分は、強いカードを場に出すと、
直前に出されていたカードを引き取る部分。
つまり上書きするたびその前のカードが手札に入ってしまう。
これにより、単純に「強いカード出せるから出すわ」ではなく、「このカード要る?」という
ジレンマも絡むようになった。
さらに、このやり取りは場を介して行われるため、誰が何のカードを手に入れたか見える。
これも互いの戦力状況のヒントになるという訳だ。

もう一つ面白い部分は、「場のカード+1枚までしか出せない」ルール。
仮に8を5枚持っていても、場札が2枚なら8は3枚までしか出せない。
これにより、同じ数字のカードを大量に持っていれば単純に強い、訳ではなくなってる。
他のプレイヤーが直前の枚数までお膳立てしてくれて始めて意味を持つのだ。
基本的には同じカードを手札に揃えた方が強いが、それだけでは勝てない。
シンプルなカード構成、シンプルなルールでありながら、
実に考えどころの多い、奥深いゲームに仕上がっている。宇宙的な神秘を感じる。

ここがスゴイ:
・簡単なルールで濃厚なインタラクションを実現
・考えなしにプレイしてもぐるぐる手札が回っていく感覚が楽しい

ここがアカン:
・ゲームの肝が実のところインタラクションに収束しているため、ガチゲーマー同士で遊ぶと
 あそびのない、息の詰まるゲームに変貌する
・ダイナミクスさを残す意味では、+1枚縛りは何らかのコスト支払いによって無視できる
 (ロンデルで言うブースト移動)くらいのあそびを残した方が良かったように思う
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