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2010.12.05 (Sun)

仕事ができない人間

先日「たけしの新・教育白書」の中でチンパンジーと人間の学習行動の違いについて
やっていたのですが、そこで言われていたことを要約するとこうです。

・チンパンジーの群れにオモチャを与えると、チンパンジーはオモチャを認識して
 遊ぶことが出来る。しかし他のチンパンジー同士で遊ぶことはない。
・人間の子供にオモチャを与えると、子供はオモチャで遊びだす。ある子供の遊び方
 を真似て他の子供が同じ行動を取ったり、一緒に協調して遊んだりする。

チンパンジーと人間の差で顕著なのは「他者の行動を真似る」かどうか、という話です。
この差が学習に与える影響というのは革命的でしょう。
1人で遊んでいる限り、オモチャの遊び方は自分が理解した範囲内から飛び出すことは
ありません。しかし、別の子供が新しい遊び方を見つけ、それを真似て学習するとしたら?
これで学習効率が2倍になりました。
さらに3人目、4人目がいて、お互いに学んだことを共有し合うようになれば?
まずそれぞれが4倍の学習効率を持ち、4倍学んだことでさらに新しい発見があるかも。
人間は実際にはもっといますので、チンパンジーと人間の差はまさに月とスッポンです。

このように高い学習能力を持つ人間ですが、どこの会社にも仕事ができない人間がいます。
仕事のやり方、考え方を教えてもまるで身に付かない。「何度同じことを言わせるんだ」
と説教されるタイプです。
彼らは記憶力が悪いのでしょうか?そんな事はありません。少なくとも大学を卒業する
程度の頭脳があれば、記憶力が悪いということはありません。
だから私はずっとやる気の問題なのかと考えていました。能力があってもやる気がない
からいつまでたっても出来ない。合点はいきますが腹の立つ話です。

しかしやる気がないにしては妙です。やり方がまずいだけでサボってはいないからです。
ここで最初の話に戻ります。そういう人達は単に他者を見ていないだけではないかと。
例えば私が「そんなこと言われなくても(他の人を見ていれば)わかるだろう」と思うことも
他の人を見ていないのならわからなくて当然です。
そしてそういった土台が無いのに、端的にやり方だけ教えても身に付かないのではないかと。

きっと教科書に書いてあることを学習することは出来るのです。しかし教科書に書いて
いないことを自主的に新規開拓していくことがまるで出来ない。
いわゆる"お勉強"は人並みに出来ても、"お仕事"はチンパンジー並の知能しかない。
彼らに教えるべきはもしかすると他者の観察方法なのかもしれません。あるいは他者に
関心を持たせる基本的な部分からかも。

でもそれって、アスペr…いや、なんでもありません…。
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